インターネット
インターネットの凄さを実感したのは1997年頃のことである。当時当方の学習塾に小学4年生の男の子が通塾していた。勉強が終わったあと、「ハムスターの飼い方」を調べたいので、インターネットを使わせてくれと言う。パソコンの一台を開放し自由に検索させたところ、この男の子は延々6時間ものあいだ、一台のパソコンに向かい続け、その前を一歩も動かず検索し続けたのである。97年当時であるから日本語のホームページもそれほど充実はしていなかったであろうし、当人は小学4年生の男の子である。これほど長時間に渡り少年の心を奪うインターネットは、確実にこれから主流となりうるだろうと、そのとき深く感じた。
マスコミ
マスコミに関する良い視点の記事を見つけた。
「マスコミが信頼されないワケ、御巣鷹山の事故追悼現場で」
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1336090/detail?rd
PJならではの視点と言える。小型カメラでこれらマスコミの実態を逆取材して、そのまま実況中継したら、アクセスは増えるであろう。マスコミ自体が急速に求心力を喪失してゆく現在、逆取材は秀逸かつ面白い視点の一つである。
おもしろき
おもしろきこともなき世を
おもしろくすみなすものは心なりけり
高杉晋作27才の辞世の歌である。司馬遼太郎『世に棲む日々』には、吉田松陰や高杉晋作の和気藹々とした雰囲気が描出されている。思うに、日本人としての千数百年に渡る民族心意を樹立した文章は聖徳太子の次の一文であろう。
「和をもって貴しとなす」
争うことよりも融和する賢明さを国家条文の冒頭に掲げた。
まさに、文章は経国の大業不朽の盛事なりといえる。