雲一つ無い状況
日経225
本日の展開は、昨日のブログに書いた通り、昨日終値が17700円を回復できなかったので、下落基調継続です(デイトレレベル)。
テクニカル的にはもう一段の下げはありえるポジションです。(ストキャスティクス、RCI,RSI)
17700円を回復できれば、上昇基調での値幅調整となります。
2/26 (高値)18310
3/1 (安値)17260
直近4日で、1050円の急落です。(日経225先物)
明日は、2006/11/27(N波動始点)から65日になりますので、変化日となります。
つまり、新波動の始点となる可能性がございます。
一日ずれると、翌3/5となります。
投資は創造的なものである。
また、科学的な思索と方法論が必要である。
つまり、芸術家の感性と、科学者の観察眼、数学者の数感が、融合昇華したとき、最高の投資家となれる。
世界の一流投資家を分析したとき、これらの資質がバランスよく配合されている。
1:気の感覚
2:数字を読むイマジネーション
3:哲学者の思索力
4:技術者の忍耐力
5:言葉への愛情
6:音楽家のもつリズム感
これらが融合されていることが必要である。
あなたが、利を上げ続けられる投資家か否かをずばり判断する問いがあります。
「あなたは、トレードノートをつけつつトレードしていますか?」
YESならば、あなたはトレーダーの上位2%以内に入っていると思います。
YESならば、あなたは、NOと答えた残り98%の方から提供された利益を、そっくり受け取る側の人間になるでしょう。
NOならば、あなたはマーケットへの奉仕者として、マーケットに資金を提供し続ける側にまわらねばなりません。
トレードノートは形式はトレーダーの思索方法にあわせて様々でしょう。
玉帳や場帳と言う方もいます。
投資家は専門職です。
医学生がその研修期間、ノートもとらず、真面目に授業に取り組みもしなかったら、どうでしょうか。
山勘で脳外科の手術をするような人間が、手術に成功するでしょうか。
系統的トレーニングと基礎技術の重要さは強調しすぎることは無いでしょう。
こういうことは、2007/1/1の時点で分からねばならない。
株価急落「楽観論偏重」のもろさ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000016-maip-bus_all
年末年始にかけて、マーケット関係者、トレーダーの間では、本年マーケットに対し、「悪材料は見当たらず雲ひとつ無い状況である」との楽観論が優勢であった。
しかし、私は次のような発信をしていた。
「マーケットに雲ひとつ無く先行きに何の不安もないと世界中のアナリストが合唱するときは、注意せよ」と。
マーケットの名言
「ここは絶対」と思ったときは絶対にやるな。
立花義正『あなたも株のプロになれる』同友館p109
これは名言である。