急落
本日予定:アメリカISM製造業景気指数(7月)
日経225先物テクニカル分析
(大引け)
始値:17110 高値:17150 安値:16810 終値:16810
7/29の理論予測で16775を計算しておいたその値に近づいた。加えてファン理論にも沿った予測計算通りの急落。自律反発も昨日しか無く少し早すぎたとは言えるが。出来高増の-470円の窓空け陰線。52週移動平均17041で一時もたもたしていたが、17000の心理的節目を割れると一気に急降下。次なるサポートラインは24月移動平均16388。メガバンクの日足形状も極度に悪化。
本日にて、17日ターム新波動(7/31-)も下落波動となることがほぼ決定。2007/3/5からの日足を見るとM字形状団子天井を形成している。その特徴は次の通り。
1:1から2ヵ月の高値圏での揉み合い
2:エネルギーが充分蓄積されているから下げ幅も大きくなる。
個別銘柄は、極一部の優良銘柄と仕手系に資金が一極集中しており、ストップ高張り付きもあった。
個人的には、先物売一貫玉→利益確定の繰り返し。底が無いように売り続けた先日に続いての会心の一日。
(寄り付き前)
本日の着眼点:NYDOWは前場三桁上昇したが、後場急落し13211.99 -146.32 (-1.10%)、CME17140(大証比-140)となる。昨日指摘してある通り、まだ底ではなさそうな展開。CRB指数が324.1(+0.97%)と上昇していることにも注目。WTIOILは終値ベースで史上最高値更新。本日17000以下の終値ならば、新波動17日タームも下落波動となることがほぼ決定。上昇復帰に望みをつなぐならば、200日移動平均17288を終値ベースで上回ることは最低条件。12月移動平均17149、52週移動平均17050、24月移動平均16388。8月月足直近10年は3勝7敗。
個人的には先物売り上がり玉→利益確定
マーケットの名言
経済学上の誤った考えの大半は、この簡単な洞察をおろそかにして、この世の中には常にある一定の大きさのパイ(洋菓子)しかないと考え、従って誰かが利益を得るためには、必ず他の誰かがその犠牲にならなくてはならないと想像してしまう傾向から発生してきている。
フリードマン『選択の自由:自立社会への挑戦』日本経済新聞社p21
(解説)7/28の本欄の続きがこうなる。