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知育研究  明知念想  明窓浄机  悠々成功  明鏡止水  富裕福17

非線形 非推移的数論こそ王の中の王 史上最高哲学 4181369

資本主義の精神

遅行指標
スペイン16.1% ラトビア10.4% フランス9.8% ギリシャ9%というヨーロッパの失業率予測である。これらの数値は、マーケットの遅行指標として顕現しやすい。


マーケットの名言
バンダービルトは、「市民なんか、くたばってしまえ」と語り草になった文句で応じ、続けて資本主義の精神を論じた。「私は人様のためになろうなんて馬鹿げたことのために働いているんじゃない。自分のために働いているんだ。それに、鉄道は同情で運営できるものじゃなく、経営原則で走るものだ。何より、利益を上げることが大前提だ」
ロバートBライシュ『暴走する資本主義』東洋経済新報社p28

二日新甫の荒れ

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8180 高値:8180 安値:7910 終値:7840

出来高減、陰線は、8200から8000にレジスタンスラインが下がっていることが分かる。

4ヵ月先行指標
内閣府は、今回の景気拡大の「景気の山(ピーク)」が2007年10月であると、29日に発表した。仮にこの景気動向指数研究会の見方が正しいとするならば、日経先物は現状4ヵ月先の先行指標として働いていることになる。日経225先物の今回の波動ピークは2007年6月高値18320円。
直近顕現した実体経済の重要指標である鉱工業生産指数と雇用統計の急激な悪化は、日経先物安値6830が2008年10月に教えてくれた急落を反映したもので、時間間隔はほぼ一致している。
鉱工業生産指数2008/12は、前月比-9.6%の84.6であり、これは、1953年2月の調査開始以来最大の下落率。実体経済指標も、誰も見たことの無い、鋭角急落チャートを描きつつある。統計の専門家であればあるほど、言葉を失う描画であろう。

円は3月まで上昇幅拡大へ
日銀は介入しない見通し
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&refer=jp_home&sid=aK6qcMVGU5w4

(寄り付き前)

NYDOW -226.44(-2.70%) の8149.01、Nasdaq -50.50 (-3.24%)の 1507.84 と、前日の上昇を帳消しにする急反落。雇用統計と住宅市場指標が悪いためだが、雇用統計は資本主義経済の中核的メルクマール。
本日の日経先物も予測計算通りにレジスタンスラインから跳ね返されることになる。
次なるサポートラインは、7550。
1月のマーケットは本日で終了。2月は二日新甫となる。「二日新甫は荒れる」の条件はそろいつつある。
CMEドル建て8080(大証比-120)、円建て 8005(-195)。

丸井今井
民事再生法申請
負債総額502億円
地方百貨店苦境深刻 
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090130AT1D2909029012009.html

ああ、新日鉄
重厚長大の旗手
「1~3月の粗鋼生産量は当社発足以来、
過去に経験したことが無い衝撃的な生産水準になる!」
とは、正に衝撃的な発言
http://www.asahi.com/business/update/0129/TKY200901290314.html

マーケットの名言
規制は、金融機関や規制当局が、将来の市場の状態を、確信を持って予見することができないという前提の下でなされるべきである。
サマーズ
(解説)
資本主義経済とは、かくも不安定かつ脆弱な体制であったのかと、世界中の経営者と被雇用者から嘆息が聞こえてくるような現状ではある。天に口なし、事実をもって語らしめる。

ねじれ高 売り好機

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8120 高値:8310 安値:8090 終値:8200

出来高微増上影コマ陽線は、短期高値8340(1/19高値)も上抜けず、騰勢力が極めて弱い。レジスタンスラインが効いているため。予測計算通りの弱さ。

(寄り付き前)

NYDOW +200.72 (+2.46%)の8375.45は、一時的ねじれ高。ゼロ金利政策維持、量的緩和、長期国債買い入れの先には何が待っているか。
日経先物も、レジスタンスライン上の攻防は、連れ高であり、長続きはできないだろう。長くても2月第1週までと予測計算されている。日経平均累積過去データ通りの上昇とはなるが、ねじれのため売り好機と言える。もろくも崩れる前兆。

マーケットの名言
こころの持ち様は、弱くならず、追い立てず
計らず、恐れず
真っ直ぐ広くして
意のこころを軽くし
心のこころを重くし
心を水にして、折にふれ、事に応じる
宮本武蔵『五輪書』岩波文庫p144意訳

才能の方程式
努力に陶酔せよ
http://jp.youtube.com/watch?v=-I76RErdZ8o&feature=related

個人的には本日から都内→京都となる。
久しぶりに、世界的な展示規模である秋葉原にも寄り、新しい小型ノートパソコン、携帯端末も見てくるつもり。
これからの小型端末は、タッチパネルの操作性、親和性が重要であろう。端末が生物のように生きているという感覚が親和性。web上で話題になっている機種もいつくかあるが、iPhoneを上回れるか。
iPhoneに慣れた身としては、それ以上のテクニカル的サプライズがある端末を期待してもいるが。
昨日、iPhone Softwareが2.2.1にアップデートされ、これが実にサクサク動き調子良い。
企業努力に敬意を表したい。

再びレジスタンスライン

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8100 高値:8180 安値:7920 終値:8110

出来高減迷いの下十字はレジスタンスライン8200にきっちり押さえこまれている。仮に、上昇トレンドに復帰したと想定するならば、出来高を伴ってこのレジスタンスラインは突破するはず。月足で見ても、過去データからは最も上昇しやすい1月ゆえ、出来高急増の陽線が上昇トレンドの条件ではあるが、達成できそうもない。

(寄り付き前)

NYDOWは中期トライアングル形成後、エイペクスのポジショニングが低く、それ故ダウントレンド示唆。
本日からの日経先物は、再びレジスタンスライン8200処を試される。その手前で跳ね返され、レジスタンスラインは強化されると予測計算されている。何がレジスタンスで、何がサポートか、それに対してマーケットは常に回答を与えている。それを読み解くのがテクニシャンの仕事。
レジスタンスとサポートは、アップトレンドかダウントレンドかで、真逆になる。また、コンティニュエーションに陥った場合であっても、その先のアップかダウンかが、その形状から予測計算できる。
この考え方は、分足でも月足でも使える。


ホワイトハウスのシステムダウン
昨夜、小さなニュースとして、ホワイトハウスのメール送受信機能がマヒしたと出ていた。定例会見があったが、記者にメールで資料を配布できない等の小さなトラブルがあったとのこと。小さなニュースではあるが、有事は想定内の行政中枢としては、あってはならないシステムダウンであろう。二重三重のテクニカル的サポートがなされていない証左だからだ。
http://www.afpbb.com/article/politics/2564685/3730932


マーケットの名言
物毎の景気ということは
我が智力強ければ、必ず見ゆるところなり
宮本武蔵『五輪書』岩波文庫p89

mistake

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:7590 高値:8110 安値:7550 終値:8080

出来高増ボラ拡大+520陽線は、過去データ通りの推移。しかし、長続きできる上昇ではないと思われる。

CRB商品指数が227前後で底練状態。このテクニカル分析が正しいとすれば、コモディティは、220ラインで底打ち後、再び上昇トレンドに向かうと予測計算される。

1日で7.5万人超削減
米欧主要企業リストラ急加速
彼らはどこへ行くのか
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090127AT2M2701S27012009.html
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090127-OYT1T00511.htm?from=top

(寄り付き前)

昨日寄り前に指摘した通り、今週は上昇しやすく、今週足が陽線ならば、過去データ通りの推移。投資家が考えるべきは、その上昇の理由であろう。きちんとした先高感に基づく上昇か、単なる仕掛けか。ドル円もほぼ予測計算通りに動いている。


ポンドはドルと等価まで下落
米大統領も人選ミス
代償は大きい
実践的投資家以外に、ロスカットの重要性をいくら力説しても、通用しない。
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-36086820090126


キャタピラー2万人削減
米の建設・住宅 リストラ続く
http://www.asahi.com/business/update/0127/TKY200901260287.html

マーケットの名言
流れに任せて、流れを制する

ボラ拡大

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:7730 高値:7800 安値:7560 終値:7590

出来高微増コマ陰線は往って来いの前日安値更新。次なるサポートラインは7360(2008/11/21安値)。

時間間隔から、2月第3週に、6830安値更新の確率が高いと予測計算される。

08年外食売上高0.8%減
3年ぶりマイナス
客が減っているのは体感としてよく分かる。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090126AT3K2600H26012009.html

米国債バブル崩壊へのカウントダウン
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36078820090126

着眼大局 着手小局
全てはアジアへ移行する
人口は増加し、インフラは必要となり、希望は増大してゆく
http://president.jp.reuters.com/article/2009/01/24/056D0430-E869-11DD-B8EA-27C83E99CD51.php

(寄り付き前)

日経平均累積過去データからだと、今月1月は一年で一番上昇確率が高い月であり、今週はその中でも最も上昇確率の高い週となる。つまり、玉が入りやすく、ボラが拡大しやすい。
1月始値9220、高値9340であり、この推移だと月足ツツミ陰線の形状になりつつある。
この形状は、マーケット自体が、上昇する契機を懸命に模索してはいる証左。しかし、次々に顕現するファンダメンタルズの数値が目を疑うばかりに悪すぎる。対米自動車輸出 -52.6%(2009/1/22貿易統計)など、だれも経験したことのない恐ろしいばかりの経済経営数値が平然と提示されている。誰も経験したことのない数値であるから、その先がどのようになるか、誰も予測ができないでいる。賢明なテクニシャン以外は。
テクニシャンにとっては、為替、国債と株価とのバランス感覚が更に重要となってくる。

義務と規則

マーケットの名言
経済的社会の在り方を決定づけるのは、主義や主張、イディオロギではなく、
技術や組織が有する、義務や規則の数々である。
ジョン・ケネス・ガルブレイス

隠蔽

マーケットの名言
80年代に日本で資産バブルが膨らんできたときの例だ。規模と市場の仕組みという点で、いまアメリカが直面している危機によく似ている。だが日本では、緊密な人脈で結ばれた政治家と銀行経営者が問題を否定し、隠す方法を選んだ。それから20年近く経った今でも、日本は完全に回復していない。今のところアメリカの政府と金融機関経営者は今回の危機を小さく見せ、問題を隠す道を選んでいるようだ。この道を歩み続ければ、悲惨な結果になる。
チャールズRモリス『なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか』日本経済新聞社p19

(解説)
本書は、2007年に執筆されている。

レジスタンス強化

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8020 高値:8020 安値:7720 終値:7730

出来高減ボラ拡大-300陰線は、予測計算通りの急落。上がるべきタイミングで上がれず、レジスタンスラインに跳ね返されると、このような急落となる。


(寄り付き前)

NYDOW -105.30( -1.28%) の8122.80 と反落。
日経先物も、上抜けができなければ8000レジスタンスラインが強化される。RSI2日足の33%処は、強固なS構成点となって働いている。ここを上ブレイクするのは、容易ではあるまい。
1/20、 21の連続陰線が効いていることになる。元来、このタイミングは、陽線であるべきであった。それが、こらえられず下ブレイクしたとで、次なる一手が鮮明になりつつある。


マーケットの名言
パニックと、熱狂的投資行動こそが、資本取引の特徴である。
チャールズ・キンドルバーガー

ドル円87

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:7840 高値:8050 安値:7760 終値:8030

出来高微増コマ陽線は、8000ラインに抑えられたまま。

(ザラバ)

ドル円87は、13年ぶりの円高。昨年からの予測計算通りの為替推移。

リセッション陥落
金融システム崩壊
終わりが見えない
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36010320090121

オバマ氏への評価
彼に取り、恐らく最も不得意な分野である経済問題に直面しなくてはならない。人格的にも全面的に信頼できる、経済知性を持った有能なブレーンが側近につけるか、否かが今後の分かれ目となる。人格者を見出すことと、経済知性を両立せねばならぬところが、難題中の難題。

ヒースロー空港
ピンポイントで押さえておくべき注目の場所。ヒースロー空港はロンドンにある世界有数の巨大空港。離着陸の時間が喫緊している空港としても有名。しかし、ポンド急落による信用崩壊、通貨危機の懸念の声すら出始めている。巨大システムと経済のねじれという異次元の連動性が見られるか、否かというレベルの視点であり、仮説。


個人的には、本日から、大阪→京都。
新しいホテルがオープンしたので、そこへ数日間投宿。サービスやインフラを実体験してくる。
とある国や都市のホテルの内実を実体験すれば、その地域の文化水準が肌身で感じられる。加えて、ホテルのインフラとサービスは、実体経済と現行景気のメルクマール的な働きをしていることが分かる。

大統領就任日最大下落

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8050 高値:8150 安値:7780 終値:7870

出来高減コマ陰線。予測計算通り、8000から上に戻れない。

(寄り付き前)

NYDOW -332.13 (-4.01%)の 7949.09 Nasdaq -88.47(-5.78%)の1440.86 は、 就任式当日としては米史上最大下落幅。大統領就任式など一蹴してしまうところが、マーケットの深刻さを物語る。1/16に予測計算した数日内の-500クラスの急落までは行かなかったが、近似値。これにてNYDOWはファン理論により、今一段の下値追い。

日経先物も予測計算通りに8200ラインがレジスタンス化しての下落であるから、先安感が強い展開。

サポート機能せず

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8250 高値:8280 安値:7950 終値:8050

出来高急増下影陰線は8000ライン割れ。次なる視点は、8200ラインがレジスタンスライン(上値抵抗線)として働き始めるか、否かである。±150程度の振幅はある。


事故の本質
ハドソン川に緊急着水した飛行機事故の本質は何かと疑問提示。
単に、鳥があたっただけではないと思える節があった。
その時は、そのように報道されていたが。
大きな原因が背後にあるよう。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200901200019.html

(ザラバ)

先に指摘している通り、8200ラインでサポートされなくては、上昇波動への兆候が打ち消されてしまう。その下の8000ラインは弱い。

例外において
本質が顕現する(ジャンポールサルトル)。
投資家の視点からすれば、現在ほど、経営者の資質が見事に露呈する経済状況は、正に数百年に一度の好機と言える。その経営手腕は、はっきり明暗二手に分かれている。実体経済と株価ボラティリティの実験はし辛いので、実際に起こりつつある歴史的事象は、限りなき宝であり、経済思考の糧となる。投資家としてこれほど勉強になる時期は、そうは無いかも知れない。現在の経済状況は、未来の投資家のために作られているとも換言できる。

金銭欲は止まらない
CDS市場の取引件数
2008年11月は過去最高水準
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK831588620090120

ソロス氏の視点
米景気対策は不十分
TARP資金は誤用された
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-35955820090119

百貨店売上高12年連続減
コンビニ下回る公算
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090119-OYT1T00786.htm

マーケットの名言
実存は本質に先立つ
ジャンポールサルトル

資本主義の本質

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8240 高値:8340 安値:8190 終値:8250

出来高半減星形状小動き

09年英GDP
1946年以降最悪の見通し
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35935520090119

マーケットの名言
ネズミ講、これがお金が増える理由であり、経済成長がプラスを維持するメカニズムであり、資本主義の本質なのです。
小幡績『すべての経済はバブルに通じる』光文社新書p5-6

成長経済の本質

マーケットの名言
社会保障制度の素晴らしさは、それが年金数理的な会計上は収支が均衡せず破綻しているという、まさにその点にある。引退する年齢に達した者は誰でも、自分がこれまでに払い込んだ額を遥かに上回る金額に相当する社会保障制度の便益を受け取れる。
一体、どうしてこんなことが可能なのだろうか?その理由は、国民所得が複利的に成長し、しかも可能な限りの将来にわたってその成長が持続するという事実にある。人口が増加する国では、若年者の数は高齢者の数を必ず上回る。更に重要なのは次の点である。実質所得が年3%で成長を続ける限りは、社会保障制度の毎年の支出を賄う課税ベースからの収入が、退職者が現役中に社会保障のために払い込んだ税額を大幅に上回るのだ。成長する経済とは、かつて構想された中でもっとも壮大な「ねずみ講」である。
竹森俊平『資本主義は嫌いですか』日本経済新聞出版社p83-4

(解説)

上述は、ポール・サミュエルソンが1967年に執筆した文章。応用哲学の一派として経済学をとらえてゆくと、その面白さが分かる。そんな、経済の面白さを教えてくれる好著である。哲学的に考えるとは、常に本質から物事を考える習慣を身につけること。練習をしてゆくと、物事の本質を見抜けるようになる。経済活動ではこれが大切。日常起こる種々雑多なニュースは、あくまで表面的なもの。その裏に起こっている本質的なものを理解しなくては、踊らされ流されて終わってしまう。

ハドソン川の奇跡

ドル円下値リスク継続
ドル円オプションが権利行使期限
21日にまとまった規模で
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35916820090117

マーケットの名言
不時着後、機長は全員が機外に脱出したあと、2度、機内をくまなく行き来し、乗客が残っていないことを確認した。そして、最後に避難した。
1/15ニューヨークのハドソン川に緊急着水したUSエアウェイズ1549便。そのサレンバーガー機長の取った行動:CNN
(解説)
離陸直後に両翼のエンジンが同時に止まるという航空旅客機史上では稀有な非常事態に遭遇。高度が無く、推力を喪失した重い航空旅客機を、グライダーのように滑空させながら、機長は、近隣空港に着陸できるか、管制官に静かに問い合わせたと言う。それも不可能だと分かった彼には、ハドソン川に緊急着水するしか、選択肢が残っていなかった。どこまでも沈着冷静なその行動は、プロ意識の見本。他分野のプロにも参考となる。

あえて分析するならば。

1:非常事態を何度も訓練しておく:航空旅客機は片翼エンジンが止まっても飛行はできる。つまり、何らかのトラブルにより、片翼エンジンが機能しなくなることは想定されている。しかし、離陸直後に両翼がいっぺんに止まること、全エンジン停止は想定されていない。確率的にはありえないことらしい。今回は、機長がグライダーの操縦にも長けていたため、機転が利いた。二重三重の非常事態を想定するのがプロ。

2:沈着冷静:決して感情的にならない。何が起こっても決して感情的にならない。どこまでも冷静。

3:責任を果たす:最後の最後まで機長としての責任を果たし、乗客の有無を確認してから、一番最後に脱出した。


更に一歩進めての考察
離陸直後の両翼エンジンストップという、航空工学では稀有な事態が、実際に起こった。これは、何を意味するか。鳥の群れを巻き込んだとの報道ではあるが、そのような事例は想定内であろう。とりわけ不況の嵐が凄まじい航空業界のメンテナンス上の何かが欠落していたとすれば、構造的な問題となる。
経験則上、このような事例は連鎖しやすい。

心象

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8060 高値:8290 安値:7960 終値:8240

出来高減コマ陽線は、中期エイペクス8200処で上げ止まる。

(寄り付き前)

NYDOW +12.35 (+0.15%)の8212.49。数日内に-500クラスの急落がないなら、alternation法則が働いていることになる。
日経先物だと、8000のラインは単に心理的節目というだけで、それほど強くない。8000のラインにおいては、直近8200ラインで発生したコンティニュエーションにはならないだろう。このライン上では、時間間隔が数日以上は続かないだろうという意味。


マーケットの名言
情報(心象の実体)は、物質的な世界を変えるだけじゃなく、物質的な世界そのものになる。「人は食べたもので決まる」という諺は、「人は知ったもので決まる」に変わる。そしてあなたの知識は最終的に、あなたがどんな情報を事実として受け入れるかに左右されるから、「人は信じたもので決まる」のだ。
フレッドアランウルフ『大きく考えるための小さな本』サンマーク出版57-8

8200ライン再び

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8370 高値:8400 安値:7990 終値:8040

出来高増、ボラ-410陰線は中期エイペクス8200処に跳ね返されての下落。予測計算通りの推移。第二波襲来の可能性が高まる。メルトダウン近し。

(寄り付き前)

NYDOW -248.42 (-2.94%)の 8200.14、Nasdaq -56.82(-3.67%)の 1489.64 と、2008/10/3以降の下落モード再びは、予測計算通りの値動き。
本日の日経先物は、中期エイペクスの8200ラインを再び試す。2008/12/9からの上昇はこのエイペクスラインがサポートライン(下値支持線)なって推移していた。仮に、上昇トレンドならば、サポートラインとなって働くはず。しかし、下落トレンドが鮮明となるならば、このラインが、レジスタンスライン(上値抵抗線)に豹変する。この豹変の仕方が、テクニカル分析の面白いところ。
つまり、仮に上昇したとしても、8200ラインで跳ね返されてしまうことになる。このラインに対する値動きが、本日からのポイント。


ノーテルよ、お前もか
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-35864920090114


個人的には、本日から都内→京都となる。

リバウンド

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8340 高値:8530 安値:8230 終値:8370

出来高微増迷いの十字は64日移動平均線8587に頭を抑えられている。上昇トレンドならば、迷いの十字が出る位置ではない。25日移動平均線8614を早々に回復できなければ、2008/10/3からの類似パターンになる。

花粉症
ガン予防効果
http://diamond.jp/series/seino/10006/

通信機器大手ノーテル
利払い懸念
http://jp.reuters.com/article/hotStocksNews/idJPnTK835120520090114

小売りの基本
成都はいまだ売り上げ2ケタ増!
http://diamond.jp/series/newsmaker/10008/

(寄り付き前)

ノーマルストキャスティクスが底を打ったので、一旦はリバウンド基調。しかし、そのリバウンドが数時間で終了するか、数日かかるかは、玉の入り次第。


2009年製造の自動車
民間企業の就職人気ランキングで、自動車メーカーが急速にその魅力を喪失しているらしい。工学部卒の優秀な人間が集まりづらくなりつつある経営状況である。派遣の処遇に誘発されるモラルの低下、士気の低迷も含め、2009年製造の自動車は、将来への禍根を残す確率が高まりつつある。

第2サポートライン

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8820 高値:8840 安値:8370 終値:8370

出来高微減ボラ拡大-470陰線は、64日線8619、25日線8601の下。

(寄り付き前)

4営業日続落NYDOWは、 -125.21 (-1.46%)の 8473.97 と、先に指摘した第2サポートラインを下ブレイク。加えてストキャスティクス日足が33%と下落余地がある。ゆえに、一段安の確率が更に高まる。Nasdaq -32.80 (-2.09%)の 1538.79と、こちらの下げもきつい。
日経225先物は、ノーマルストキャスティクス%Kが、寄り付で一旦は 底を叩くので、自然なリバウンドがありうるが、そのあとの反応が大切。64日線8627、 25日線8619。
ドル円も、予測計算通りにディストリビューションからの下落円高方向。
日経平均累積過去データからだと、今週は、先週よりは数値が若干良くなる。

仕事

マーケットの名言
仕事というのは
やめなければ本物になる。
続ければ、必ずものになる。
飯田 亮

歴史に学べ

マーケットの名言
1929年の夏には、市場は報道を独占しただけではなく、文化まで独占するにいたった。いつもなら聖トマス・アクイナスだのプルーストだの精神分析だのに関心を抱いている文化人まで、ユナイテッド・コーポレーションやユナイテッド・ファウンダーズやUSスチールについて語り始めたのだ。市場に無関心を貫き精神療法や共産主義思想に没頭し続けるのは、よほどの変人だけだった。
ジョンKガルブレイス『大暴落1929』日経BP社p126

1928年暴落前夜

広告スペースの空き
昨日は、国会図書館で資料収集の後は、ゆりかもめ→ラーメン国技館→都営線。久しぶりに複数の都営線に乗ったが、ある路線では、車内広告のスペースが半分は空白であった。つまり、ガラガラ。経済状況に応じて料金設定を柔軟に変更しているかwebで調べてみたが、そうでもないらしい。法制上の縛りはさておいて、良く考え、行動を起こす工夫が必要なのは言うまでもない。営業への覇気までも失われ、積極的な経営努力をしなくなるのが、最も回復を妨げることになる。彼らにとり想定外の経済状況ならば、想定外の経営努力を具現化してゆかねば、対応できまい。


マーケットの名言
1928年12月4日。カルビン・クーリッジ大統領は、再召集された議会で任期最後の一般教書演説を行った。大統領の言葉を聞いたら、どれほど悲観的な議員でも安心したにちがいない。「国の状況を見る限り、現在ほど明るい希望に満ちた時に議会が招集された例は、かつてないと言える。国内は穏やかで満ち足りており、前例のない繁栄が長く続いている。国外も平和が保たれ、相互理解に基づく友好関係が築かれている。
ジョンKガルブレイス『大暴落1929』日経BP社p17
(解説)
「株価は恒久的に続く高原状態に達した」と言ったのが、当時のアメリカ経済学界の重鎮アービング・フィッシャー教授。1929年の暴落前夜から筆を起こされる本書に登場する大統領名や企業名など固有名詞を、現代のそれに置き換えれば、そのまま通用するくらい現代に似ている。ガルブレイス氏は2006年に鬼籍に入られたが、現在の経済状況についてどのようなコメントをするであろうか。マーケットほど、知性の力そのものが如実に試される世界と言える。念のために補足しておくと、その寡黙で有名なカルビン・クーリッジ大統領は、歴代の米大統領の中でも、知性派に属し、ココロに染みる名言を残している。

初雪舞う大都会

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:8850 高値:8970 安値:8780 終値:8850

出来高微減、迷いの星形状は、昨日急落を否定できず。


クリード(8888)よ、お前もか
会社更生法負債総額650億
予想を超える不動産市況悪化
不動産連動銘柄として個人投資家には人気があった
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnTK023452020090109
http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/kab/090109/090109_mbiz177.html

(寄り付き前)

NYDOW -27.24 (-0.31%)の 8742.46と、日足第2サポートライン上の攻防。8742ラインを下ブレイクするならば、今一段の下げ。CRB指数が-2.74(-1.18%)の 228.75と、月足レベルでも異様な下げ方をしているにも関わらず株価が上昇しないのは、良くない兆候。固定費であるコモディティが下落しているのであれば、企業利益は必然的に増大し(売上を捨象)、株価は上昇する。CRB指数は2008/7の473をトップとして、50%以下に暴落している訳だから、企業株価は逆相関の急騰状態となるのが、通常のマーケットである。
本日の日経先物は、出来高が増加するタイミングが重要。仮に、本日の出来高が増加し長陽線となるならば、昨日の急落はトラップ(だまし)と言えるかも知れない。しかし、それ以外は、昨日の陰線が今後を支配する可能性の方が高い。日米共に、昨日の急落が押しであるならば、早急に陽線をつけて、下げトレンドを否定しなくてはならない。再び8910を下ブレイクするようだと、このサポートラインが効かなくなっている証左である。

NYDOW急反落-245

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:9190 高値:9200 安値:8860 終値:8870

出来高減、ボラ拡大-340陰線は8910を下ブレイクしたことにより、1/5のGapを否定し、目先戻り天井を付けた可能性を示唆。出来高が減少している分、やや弱い示唆ではあるが。

米国3年債の海外需要に陰り
バブル崩壊の兆し
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35766920090108

(寄り付き前)

NYDOW急反落-245.40(-2.72%)は予測計算通りの 8769.70、Nasdaq-53.32(-3.23%)も 1599.06 と急激に沈む。注意深い読者の方なら、寄り付き前に書き込む直近のブログタイトルが、ねじれ→国債暴落→戻り売りと、マーケットを予測計算していることに留意されているかも知れない。
日経先物も、一日ほど日柄がズレたが、先に指摘しているBreakaway Gapの 8910を終値で保てるか、否かが本日からのポイント。アイランドリバーサルの類似形状となれば、戻り天井を強調し、加えて9570というポイントも触れられなかった軟弱地合いが露呈されることになる。


マーケットの名言
長生きするにつれ、ますます確信を持って言えることがある。強者と弱者の違い、偉人とつまらない人間の違いは、その人間が旺盛な活力と不屈の決意を持っているかどうかにかかっている。ひとたび目標が定まったら、あとは勝利か死のいずれしかない・・そう断じ切る決意が大切なのだ。旺盛な活力と不屈の決意さえあれば、この世に不可能なことは一つもない。逆に、それを備えていなければ、どんなに才能や境遇やチャンスに恵まれていようと、二本足で歩く動物の域を出ず、真の人間になれないだろう。
バクストン


個人的には、本日から東京→新大阪となる。
自然食レストランに立ち寄る。
年末年始は田舎で過ごしたので、都会の風にあたりたくなる。実体市場の雰囲気という風も重要。
首都高速が見下ろせる都内のホテルは、久しぶり。ひっきりなしに流れる大小様々な自動車を見ながら、歴史と経済のことをいろいろ考えるのも、また面白い。思えば20世紀はまさに車の時代であった。この首都高速を流れる大量の車は、20世紀以前には無かった。では、これから、この車が一瞬にして消えてしまったらどうなるのであろうか。メリットとデメリットを考えてゆくことも面白い。

戻り売り

日経225先物テクニカル分析

(大引け)

始値:9070 高値:9340 安値:9070 終値:9240

出来高増上影コマ陽線。玉が次第に回復しつつある。本トレンドが徐々に顕現しつつある。76日移動平均線9227。

(ザラバ)

先に予測計算してあるように、戻りの目処は、9570処。
別の計算をすると、
6830×1.382=9439
となる。


露天然ガス
欧州7カ国完全停止
http://mainichi.jp/select/world/news/20090107k0000e030054000c.html
WTI原油は48.48と、昨年12月の予測計算通り底打ち→上昇推移。


マーケットの名言
すべて商人たるものは、一旦の利に誇ることなく、また、一旦の損に驚くことなく、ただ恐れつつしむべきは、日々日々の軽い損耗であり、ただ望むべきは、通常不断のわずかな利益であることを知らなければならぬ。一旦の損失はつねづねの少ない利益をもって補うことができても、つねづね些少の損耗とみられるものは、つもりつもって一旦の利益ではそれを救うことができなくなる。この道理をわきまえ、この心掛けを忘れず、日々月々の商売を油断なくはげむものこそはじめて商売として大成を期することができるというべきである。
福沢諭吉


努力でクマも踊りだす
フランス俚諺

米国債急落

日経225先物テクニカル分析

ドル上昇はユーロ反落主導
対円は95円が上値めど
ご祝儀相場はトレンドとは逆行
長続きせず
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35724720090106

(大引け)

始値:9220 高値:9220 安値:9040 終値:9070

資金が戻りつつある出来高増のコマ陰線は並び黒。窓空け上放れ並び赤というコマ陽線ならば、先高感が強いが、陰線の連続で打ち消してしまっている。単にアメリカ連動の寄り天井だから。明日、低く始まれば、アイランドリバーサルということもある。

20世紀型ビジネスモデルの崩壊
今、世界の経済界では何が起こっているのか。一言で言うならば、それは、20世紀型ビジネスモデルの崩壊である。製造業、なかんずく自動車産業は、20世紀の旗手であり基幹産業。その、資本と労働の集約型である収益モデルが、崩れていると言えよう。身に染みついた常識を覆すのは、案外難しい。例えば、資本と労働を集約せずにどうして事業が出来ようかとなるのが、身に染みついた常識。

ドル円
ドル円は、60分足で見ると、ディストリビューションを造成しつつあり、天井圏。

円実効レート
独歩高が鮮明に
08年12月最高更新
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090106AT2C0600506012009.html

(寄り付き前)

仮に上昇トレンドに突入しているとするならば、1/5に空けた窓は埋められない。つまり、上昇途上の押しが、8910(12/30高値)まで下落するならば、上昇トレンドそのものを否定することになる。
年末年始の浮ついたお祭り的な資金も収束し、そろそろ本格的な玉流入となる。反騰勢力が強ければ、それなりのしっかりした買いが流入するであろうし、逆もまたしかり。きちんと将来を見据えた資金が流入もしくは流出する時期になった。


米国債:30年債急落
国債増発懸念強まる-利回り3%台
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=a5nEl17tgofM&refer=jp_news_index
経済危機は、2009年中に終息するワケがない
http://diamond.jp/series/noguchi_economy/10004/
ウェッジウッドお前もか
英高級陶磁器ブランド老舗
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090105AT2M0502O05012009.html


※新年になりましたので、新しい読者のために
本ブログは、最新分析と情報を、上へ上へと書き足してゆきます。つまり、最上段の記事が最新となります。マーケットは生き物ですから、固着した見方は良くないと考えているのが、管理人の見方です。買いポジ、売りポジを、自在にコントロールできるのが、システムトレードの利点です。その時点でのテクニカル分析による予測計算を、淡々と書き込んでゆきます。それをどのように捉えるかは、読者の方の判断だと思われます。

ねじれ大発会

日経225先物テクニカル分析

ゆうちょ銀行
銀行と接続相互振り込み可能に
しかし、ゆうちょ銀ATMでは現金は扱えず、他行からゆうちょ銀口座へ振り込む際には別の専用番号が必要になるとのこと。コンビニで現金を扱っているネットバンキングのサービスからすれば、化石システムの如き感じに思われる
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090105-OYT1T00352.htm

(大引け)

始値:9220 高値:9240 安値:9010 終値:9070

出来高微増寄り天気味カブセ形状コマ陰線は、76日移動平均に頭を抑えられた。チャートのねじれが効いている。直近窓を埋めれば、カブセが強調され、目先戻り天井。本日の窓がBreakaway Gapである可能性は低い。きちんとした上昇トレンドならば、このGapが埋められることはない。


(寄り付き前)

日本が休みの間、米国の空上げが続いたため、寄り高大発会における日経は、買い玉が更に流入し上がることがその使命となる。そうでなければ、失速陰線となり、新年度資金流入、正月気分が吹き飛ぶ。
現状は、タイミングがずれ、チャートはねじれている。
CMEドル建て9365(大証比+535)、円建て 9290(+460)。


いまだに干支を気にするアナリスト
トラ年に作った自動車は、スピードが良く出て良い・・などという自動車評論家がいたら、どうであろうか。しかし、マーケットでは、その類の話が、堂々と出てくる。干支などを話題にし気にしているのは、世界中で日本だけ。脆弱な精神と肉体が陥りやすいのが、愚にもつかない迷妄迷信。モノを持続的かつ数理的に考えつづけるには、気力、体力、根気が必要。明治以前の頭がしっかりした方の文章を読むと、実に良く歩いていたことが分かる。一日50kmくらいは、歩いてゆく(!)日常通勤圏内。現代人の思考力が弱いのは、歩かなくなったせいだと思われる。歩かない人間は、根気、体力、気力がない。加えて、判断力がなく、感情的かつ短絡的に物事を決めがち。体力と思考力を回復させるには、自転車通勤など、恰好の手段。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/1031/210955.htm?g=07

デットデフレの可能性
チャートのねじれはこれを示唆
http://diamond.jp/series/worldvoice/10039/


マーケットの名言
霊の世界は閉ざされていない。
あなたの耳目がふさがれ、あなたの心が死んでいるのだ
ゲーテ『ファウスト』第一部43-4

タイミングのねじれ

日経225先物テクニカル分析

日経平均累積過去データ月足からは、1月は1年で一番上昇確率が高い月。特に、1月最終週が、上昇しやすい。例年ならば、10月の安くなったところを仕込み、1月の上昇に身を任せ、2、3月にかけて売り抜けるという平均的パターンがある。
今年は、上昇すべきタイミングで、コンティニュエーション(保ち合い)が長くつづき、下落するタイミングで上昇するというパターンが年末から継続している。つまり、リズムは破調であり、タイミングのねじれ。テクニカル分析上は昨年末から特に変更がある訳ではなく、しっかりした上昇はまだ見えていないと予測計算はされていてる。
日経先物だと、9570(2008/11/5高値)が重要なメルクマール。NYDOWが三日続伸しているゆえ、大発会の日経先物も高寄りせざるをえなくなるのは、きちんとした上昇期待からは、逆効果。
週足で見ると、2008/10/31(安値6830)週足が重要。出来高急増の両影であり、実体部分はハラミ。この迷いの両影一本が、コンティニュエーションを誘導造成し、その後すんなり上昇できず、V字回復できない原因と、テクニカル的には分析できる。
週足上昇ウェッジを否定するためには、大発会高寄り後更に買いが継続し長陽線、もしくは、一旦長陰線を形成し、今までの流れを清算しなくてはならない。
76日移動平均9358、 64日移動平均 8856。
高校時代、物理を学習された方は、「波の重ね合わせの原理」がお分かりかと思われるが、それをイメージしている。物理学的な考え方は、テクニカル分析に有効である。例えば捨象などは、物理の力関係を考えるときには、最も基本的かつ有用な思考方法。


09前半が一番苦しい時期
下振れ、先ずれのリスク
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aUPLpW1d6DmA&refer=jp_news_index

マーケットの名言

天才の産み出すものは、総て熱中の産物にちがいない。
ベンジャミン・ディズレーリー

努力至宝

マーケットの名言
私が唯一正しい教えを受けたのは、世間という学校である。
そこでは、艱難辛苦という厳格で高貴な教師に巡り合った。
ヒュー・ミラー



努力道楽極楽
どんな仕事でも、努力を続けさえすれば、はじめは多少苦しくても、ついには道楽になる。そして、その道楽の面白さは、努力の量に比例し、努力の大なるものほど愉快の大なることを自覚した。その結果、なんでも人の嫌がる仕事、人の困難とする仕事をやるようになった。
職業を道楽化する方法はただ一つ努力(勉強)にある。あらゆる芸術と同じく、はじめの間こそ多少の苦しみはあるが、全ての歓喜も幸福も努力を通して始めて得られる事を自覚し、自分の職業を天職と確信し、迷わず専心努力するに於いては「断じて行えば鬼神も避く」とか、「精神一到何事かなさざらん」といわれる通り、早晩必ず仕事がよく分かって来て上手になる。上手になるに従い、はじめは自己の性格に適しないかに思われた職業も、次第に自分に適するようになり、自然と職業に面白みを生じる。
本多静六『自分を生かす人生』三笠書房



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プロフィール

深澤純二  junji fukasawa

Author:深澤純二  junji fukasawa
Quants Quantitative
クオンツ 美の極こそ強靭
完璧な数理思考術
賢明な投資とは
時間軸を中心とした 純粋幾何学
ロジカル特異技術
高度な専門知識
秩序正しい調和
芸術ですかと 訊かれる事に愉悦
経歴:autodidact multilingual
幼少・computer programming
中学・世界文学・美術
高校・西洋哲学・言語学
大学・国際金融・外国為替
macro economics
distributed artificial intelligence
data access interface
business management 考究
マーケティング・データ
定量分析研究システム
Quantitative Analysis
Research System creative
Neuro finance 考定
20代 教師から起業
司法試験・公認会計士予備校経営
数理クオンツ・テクニカル特化塾
稀覯本・古典籍・筆写本・
古文書・蔵書2万冊
subject of study:
metaphysics
形而上学心身論 藝術
マーケティング・プロセス
マネジメント・システム
経済学 経営学
ニューロ・セマンティック
NLP 古代哲学 ドイツ語
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