原因と結果
思想家安岡正篤は原因と結果の因果関係に気づけぬ人間を蒙昧と言いました。
ラルフ・ウォルドー・トラインは次のように説明します。
見えないものは原因であり
見えるものは結果である。
見えないものは永遠であり
見えるものは移ろい、
変化する。
ラルフ・ウォルドー・トライン『万能の鍵』サンマーク出版p29
これを踏まえた私流の投資家向け解釈は次のようになります。
見えるものとは
日々のチャートであり、結果です。
見えないものとは、
投資家心理も含めた広い意味での材料であり、
それが原因となります。
見えないものが、
見えるものを常につくり、
変化させてゆきます。
つまり、
見えた結果で予測するテクニカル分析は、
ここに矛盾があります。
結果は、
あくまで結果であり、
原因ではないと気づけば、
テクニカルの限界にも気づきます。
限界に気づけば、
使い方が分かります。
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