uniformity
その価値
トレード本の書評をいろいろ聞いていると、
第一級の哲学書や
歴史的宗教書と同等の判断基準で
論じている方も多い。
つまり、
一字一句、
その片言隻句にまで拘泥し
自身のごく限られた偏狭な経験から
少しでも誤りだと思われる箇所に遭遇すると、
そのトレード本、
全てがダメのように断罪する方が居る。
あまりに偏頗な小我が垣間見られる。
哲学書や
歴史的な宗教書ならば、
まさに一字一句、
片言隻句に至るまで
厳密な解釈がなされ、
長い考察を経て
吸収されゆくものである。
一語一句の語義解釈は
厳密になされねばならず
それ故、
さまざまな異論が重層的に発生することも
当然のことである。
しかし、トレード本は、
これら典籍とは次元が異なる。
その全てを信じる○○信者なるものもいるが、
正にこれはトレード的思考とは別次元、
異次元の世界でありたい。
そっくり真似ることなど
マーケットの性質から言って不可能である。
時代も地域も資金量もポートフォリオも
トレーダーの性格も
大きく異なるから。
トレード本は、
良いアイディアが少しでもあれば
それを自己のトレーディングスタイルに合致させつつ
適宜活用するのみである。
一冊のトレード本に、
自分にとり、
新しい良きアイディアが一つでもあれば
それは、良書であろう。
一冊のトレード本に
自分にとり、
啓発される優れたアイディアが十数個もあれば
それは、名著である。
たった一つのアイディアであっても
それが機能するならば、
沢山の成功を招来すると思われる。
一冊の本を読み
深く感銘したのが
たった一行の文章であったとしても
その本を読んだ価値は
値千金と言える。
また、その著者に拘泥しない態度も
宗教書とは異なる。
求めるのは、
自分にとって使えるアイディアであって、
著者の成功の度合いや
人間性、
社会的に善人であったか否か
家庭人としてはどうであったか等は、
全くの別問題であろう。
加えて言えば、
反面教師として役立つ事例は大いにある。
要は、
役立つか、
面白いかという点である。
考察のための
活用ツールとして
用いるという態度である。
胸襟を開けば
至宝は
いたる所に埋まっている。
人間とは、
複合的な存在であるから、
一面的には見られない。
当方は、
そんな風に考え、
良い点が少しでもあるならば
活用しようと思っている。
アイルランド国債
対ドイツ国債
スプレッド
上乗利回
過去最拡大
ポルトガル国債
スプレッド
ユーロ導入以後
最大水準
高債務国
借り入れコスト
押上
欧州
緊縮財政
ギリシャ
周辺国
成長抑制
GDP12日発表
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aa_QVcy.DuL0
米経済
徐々
拡大
雇用統計
心強い
米財務長官
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18057420101108
外国為替平衡操作
実施状況
7―9月期
為替介入
9月15日のみ
介入額
2兆1249億円
過去最大
財務省
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18045020101108
国債
買い入れ開始
経済下振れ
基金増額
機動的
弾力的
対応
日銀副総裁
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18045720101108
マーケットの名言
重要なのは、
経済にはそもそも道徳規範など
定められていない
ということである。
経済とはそういうものだ。
テーブルの上に金があったとすると
その金は、
それを取った人のモノになる。
これが経済だ。
バン・K・タープ『新版 魔術師たちの心理学』パンローリングp207