必須三因子
必須三因子
factor 1 :経済感覚:
マクロ・ミクロ経済指標の読み込み術、
個別企業の財務諸表、バランスシート、業種セクター
知識、等。国家のポジショニングや地政学的リスクもこの範疇。
社会のインフラであるコモディティまで
観察と研究を深められれば経済感覚は非常に鋭くなる。
ロジカルに展開するため、
その気があれば誰でも習得できる。研究資料も豊富にある。
factor 2 :トレーディングテクニック:
実際の建て玉方法、テクニカル分析の技術、
数学的知識。実践的知識であるから、
ご自分の深められた経験と理論が、
パラレルに進捗してゆく性質がある。
自分自身の切実な経験が無ければ
進歩しないし、できない。
factor 3 :心理的因子:
トレーダーの特異な心理に精通すること。
トレーディングは全てトレーダーの脳内で行われる。
マーケットの上下とその個人のポジショニングは無関係であるが、
大抵の個人は、糠喜び、あるいはその対極にある恐怖・怒り等、
個人的な感情を勝手にイマジネーションによって付随させている。
この心理的コントロール術の難度が一番、高く、習得し辛い。
何をどうやれば良いのか、
具体的な方法論が分からない方が多いため。
上手なトレーダーは、
これら三因子がバラス良く発達している。
1の知識を発達させているのが、
アナリストやエコノミスト、ストラテジスト、ファンドマネージャである。
しかし、自分の資金運用となると話は別次元になるからトレーディングは奥深く面白い。
彼等も、2と3の知識と技術、経験がなければ
自分自身の資金を的確に運用できる
独立した個人トレーダーとしてはやってゆけないだろう。
上記三つが、
三つとも必要であることが理解でき、
十全に発達させたり、
日々訓練したりしないと
個人トレーダーも、やがては行き詰まるであろう。
必須三因子を、
パラレル=並行してバランス良く発達させるという意識が
収益を安定的に上げられる投資家になるか、
否かの、分水嶺になると思われる。
自らの実践という貴重な体験があると、
本やレポート、記事を読んでいても、
これはトレーディングを実際に知る方の執筆したものか、否かが
直感的に分別できるようになる。
情報レベルの質がわかり
実践的に役立つのか、
否かが、
即座に分別がつく。
これは、
非常に重要な感覚だと思われる。
このような有用感覚を、
日々の実践と訓練から発達させたい。
このような感覚は音感にも似ている。
イラン軍艦
エジプト
スエズ運河経由
↓
シリア
↓
中東情勢緊迫化懸念
↓
原油価格上昇
↓
スイスフラン
安全資産通貨買
↓
ドル下落
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19582820110216
回復
下方リスク減退
労働市場改善
ペースと不均一さ不満
景気回復
一段の自信
米FRB
FOMC議事録
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19580420110216
東証1部企業
11年3月期業績予想
52.9%経常増益
さらに上振れも
事前予想
46.7%増益上回
中国
新興国
需要拡大
米国景気回復
輸出企業中心
収益改善
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19572520110216
フランス銀行2位
ソシエテ・ジェネラル
2010年10-12月
第4四半期
純利益
前年同期
約4倍拡大
ロシア部門業績好転
法人・投資銀行部門評価損減少
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=a7Y4_KGK..H8
マーケットの名言
地を這うような
泥くさい努力は
絶対欠かせない。
体裁などを
気にしていては
何もできない。
栖原亮氏:本州製紙会長:のちに合併し王子製紙となる
(解説)
成功者は派手なイメージがあるが
本当の成功者ほど、
小さなことを非常に大切にして
その行動は地を這うように泥臭い。
精神の足腰を、
自分からしっかり鍛えている。
分かれ道に出くわして
一方は楽な道、
もう一方は困難な道ならば
自ら、困難な方へ
困難な方へと、行く姿勢がある。