Uncontrollable
アンコントローラブル
制御不能
と当方は表現した。
その最悪シナリオを突き進み、
ついに史上最悪のチェルノブイリに並んでしまった。
チェルノブイリ原発事故を知ったとき
忌憚無くいえば
技術力と統御力が
不足している国
という当方の感覚であった。
世界に冠たる
かつての技術立国
日本の技術力が
それに、
並んでしまった。
原発専門家の著作、
論文を読めば分かるし、
本ブログでも簡潔な記事をいくつか紹介しているが
今回の原発事故は
杜撰な管理が引き起こした
技術的な人災である。
技術力が充実し
管理能力も絶頂期にあった
活気に溢れていた頃の
かつての日本ならば
2次災害以降は起こらなかった筈。
端緒である1次災害も
起こらなかったと推定される。
つまり、地震による津波が発生したとしても
原発は無傷であり、
被害は皆無であったろうと思われる。
技術レベルの凋落甚だしく
かつての覇気に満ちた技量とは隔絶している。
問題を解決する時には、
感情論と技術論を混同しては
進捗しまい。
分かりやすい対比成功事例を挙げると
↓
JR東日本
東北新幹線のテクニックは天晴れであった。
3月11日午後2時47分3秒に
早期地震検知システムが作動して
走行中であった
東北新幹線27本は全部、
非常ブレーキにより緊急停止した。
これは、
最初の揺れの9秒前
最も大きな揺れの1分10秒前のこと。
脱線もなく無傷、
完璧に安全であった。
これそ面目躍如
技術王国に相応しい
奇跡のような事例であろう。
新幹線の安全神話と言われるが
まさに神の技術領域かも知れない。
現に、
このように
初期微動を捉える技術は確立している訳であるし
鉄壁に機能している。
時速300 kmで走行中、
脱線したら
大惨事は免れないだろう。
福島第一原発への
津波第一波の到達は
地震発生から41分後の
午後3時27分のことである。
以上、専門家レベルでの技術論。
3月
財政収支
1880億ドル赤字
2009年3月記録
1920億ドル次いで
過去2番目大幅赤字
赤字30カ月連続
前年同月650億ドル赤字
米財務省
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-20579420110412
日本株ポジション
1カ月前
純ベース8%
オーバーウエート
↓
同18%
アンダーウエート
4月上旬時点
日本株
エクスポージャー
大幅削減
世界
ファンドマネジャー
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20578720110412
ドイツ
ZEW
欧州経済研究所センター
独景況感指数
予想以上に悪化
ZEW
4月期待指数
プラス7.6
3月プラス14.1から低下
エコノミスト
調査中央値
プラス11.3
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=axS9gEBe2GCw
財政
先行き不透明感
復興
国債増発可能性
需給懸念強
長期金利1.33%
上昇
30年債入札
無難でも買い続かず
財政懸念重し
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=ax3tVOeYcOAw
経済活動
生産能力
短期的
急速下落
2008年秋リーマンショック時と異なり
世界経済
順調に回復
需要
蒸発せず
供給能力
回復
全力を挙げて
取り組むべき
先行き不確実性
非常に高い
必要なら
適切な措置
白川日銀総裁
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aR2ZjxfpgKpc
マーケットの名言
各トレードで最も重要となる目標は、
利益を最大限にすることよりも、
むしろ
リスクを最小限にすることである。
リンダ・ブラッド・ラスキ『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』パン・ローリングp19