予測計算とは
予測計算とは何か
本ブログの読者の方で、私の「予測計算をする」という意味とそのトレード手法を、まだ理解していない方がおられるようですので、解説します。4/27のコメントで、「今回はまちがえましたネ」との投稿がありました。私は、この日4/27の本文で、4/27終値17410円の意味を強調し、GW明けの推移は下落波動の可能性が高いだろうと、書きました。17800円を終値で超えられなければ、上昇波動には乗れないとも、その前に書いています。これは、4/27の時点では、17410の下方向エネルギーの方が、17800の上方向エネルギーよりも、大きいだろうとの予測計算からです。
では、実際にGW明けの今週はどうなったか。
日経225先物の終値の確定値は次の通りです。
5/7 (月) 17690円
5/8 (火) 17670
5/9 (水) 17750
5/10(木) 17770
5/11(金) 17540
4/27の私の考えの通り、GW明け5/7は「売り」からトレードに入るとします。今回の場合もプライスが上昇しているので売り上がりです。5/7~5/10まで毎日終値で一枚ずつ、日経225先物を売ったとします。木曜日の時点で、購入平均値は17720円の売玉4枚となります。これを5/11金曜日の終値で全てを「買い返済」したとします。そうしますと、一枚あたり平均18万円、4枚合計で実質72万円の利益確定です。ご覧のようにロスカットは一枚もござません。反対者にも納得して頂くため、「終値、一枚」と分かりやすく固定して説明しましたが、ザラ場の動きを見ていれば、更に高値で売り玉を追加することもできたでしょう。5/11(金)には17460円まで下落していますので、終値より安値で買い返済することもできたでしょう。つまり、GW明けの今週は、「売り一貫」のみで、100万円前後(毎日一枚のみと仮定した場合)の利益が充分にとれたと思われます。週足で見ても陰線です。弱弱しい波動でしたが、売り一貫で全て利益確定できましたので、これを下落波動と言います。何をもって「まちがい」と思われたのか。私のテクニカル分析は、一日単位での上下を「予想」している訳ではございません。一日単位のマーケットは様々な資金が流入するので、あらぬ方向へも行きます。それにうろたえ、一喜一憂、右往左往しては、安心してトレードできないでしょう。どのような巨大資金がマーケットに流入し、揺さぶられても、プライスは行き着くところへ行きます。この、マーケットの本質を突くのが、テクニカル分析の真骨頂なのです。資金流入などファンダメンタルズは徹底的に捨象します。一日単位のオーバーシュートなど、全く意に介しません。むしろ5/10(木)は終値17770円の意味から、売り乗せのチャンスだったでしょう。週初からの急騰にも関わらずこの日も17800円を超えて終われなかったので、NYDOWの動向とは関係なく、翌日の急落が予測できたからです。これが、予測計算と平均値の法則を組み合わせた、私のトレード手法です。様々なトレードスタイルがあると思いますが、結果として利益になるか、否かを、最重視するのが、私のトレード手法です。海外に居て、この間は自分がトレードしないため、中途半端な予測計算をした訳でもございません。
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