精神一到
日経225先物テクニカル分析
過去データから:
日経平均株価の月次収益率(1950/1~2003/7)を見ると、6月は上位三番目に月次収益率が高い月である。しかし、2006,2002年(9.7%下落)の様に下落率が高かった、あるいは1996,1997年の年高値が6月であった、1999年は8.8%上昇したように、年によってその様相が大きく異なる月でもある。
(大引け)
高値:17890
安値:17700
終値:17860
出来高微減の陽線であり、先に指摘していたレジスタンスライン17850の高値を抜いた。それ故、転換線、基準線とも上向き、遅行スパン上向きになり、均衡表上は「買い」サイン点灯。これで明日から2日ほど押し目が入り、その後出来高を伴って力強い陽線が出現したら、確実に上昇波動と言える。
日経平均で287円上昇した今日も、メガバンク、上位地銀は上値を抑えられていて、テクニカル分析が効いているのが面白い。ヘラクレス、マザーズ、JASDAQの新興指数もテクニカル通りの動き。
(寄り付き前)
本日の着眼点:CMEが17715(大証比+125)で帰ってきたので、高寄り後も継続して買いが流入できるかである。
個人的には先物売り一貫、優良個別銘柄利益確定のスタイルは変更なし。
マーケットの名言
精神一到何事か成さざらん
精神を集中してことに当たれば、どんな困難な事でも成し遂げられないものはない。
『朱子語類、八』
スポーツや楽器の忍耐強い訓練が、次第に実力となってゆくのと同様に、トレードの実力も、忍耐強い訓練があって、はじめて少しずつ、ゆっくりと形成されてゆく。実力以上の利益が得られたら、喜ぶよりも恐れたほうが良い。それは、早晩、何倍もの請求書となってマーケットからつきつけられるから。
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深澤さん、トレードお疲れ様です。SQまで、あと一週間になりました。慎重に売買を続けたいです。今日は、miniでショートに
入っています。分析方法など、深澤さん高度ですごいな
と尊敬しています。これからも、ロムできること楽しみにしています。
中国上海、NY市場に影響を受ける日経の動きが続いていますね。