look back
食材偽装である。
一流の料理人になるには
時間がかかるたとえである。
一流ならば
知らぬはずはあるまい。
見ただけで
あるいはちょっと食べただけで
産地までたちどころに分かり
その偽装を見破る食材の通=プロがいらっしゃる。
食品偽装は
一定周期にて
社会問題として
繰り返し
表面に現れてくるような気がする。
今回は世俗的に
高級と言われる場所でおこっているが
まあ、そんなものというくくりか。
グルジア語間など希少言語の
通訳をされている方がCaucasus
コーカサスにいらして
レストランなどでの食品の通訳は
神経質になるとおっしゃっていた。
すぐに結果が分かり
誤訳が露見すると
感情的にもなると。
まあ、そういうものかも知れない。
当該企業の
財務諸表を読めば
このような推移も
今後の展開も見えてくる。
マーケットの名言
一つ以上の言語を
流暢に話す技能を
身につけた人であれば誰でも
ある言語から
他の言語に変わるときに
世界や自分自身についての知覚が
どれだけ変わるかに
気づいているだろう。
John Grinder, Richard Bandler
The Structure of Magic: A Book About Communication and Change
リチャードバンドラー・ジョンクリンダー『魔術の構造』亀田ブックサービスp29
(解説)
一つの言語は
一定のフレームワークを持つ。
一言語は
知覚をも規定し
特異な思想傾向を方向づける。
たとえば
ニューヨークにしばらくいて
成田に帰り
日本語を話されている
その音を聞くと
時間がとまり
随分、古風な社会に
紛れ込んだような気が
一瞬する。
古典語の講義をした経験が
あるにも関わらず
そんな懐古的な感じを抱く。
上記は人類が執筆した中で
その広範な影響性を考察するならば
最も重要な著作の一つ。