striving for his goals
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橋本進吉氏に
国語学ばかりではなく広範に影響を賦与している
『古代日本の音韻に就いて』岩波文庫という名著がある。
1000年以上前の日本人が
どのような音韻を発して居たかという重要な研究書である。
古代人がしゃべっていたその音韻が、
もちろん録音機材もありもしないのにどのようにしてわかるのか?
推論を体系的に積み重ねてゆくのである。
途轍もないような難問が
秩序と体系を基盤とした推論を積み重ねることによって
一歩一歩解きほぐされる。
わからないことが
わかるようになる。
一流の研究者の知性とはかくまで素晴らしい。
興味ある方は青空文庫でも無料で開示されている。
マーケットの名言
日本語に美しい秩序があることを
若い人たちに知らせたい。
橋本進吉博士
橋本進吉『古代日本の音韻に就いて』岩波文庫
大野晋氏の解説p188
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