週足隔擬
日経225先物テクニカル分析
これから先はサポートラインが少なくなる。年安値16520、24月移動平均16396、2006/11/27の15610。トレンドラインとして唯一残っているのが2003/4/28安値7600(バブル後最安値)からの上昇ラインでありメドは14100円。16500円前後は価格帯別出来高も少なく下ブレイクするならば更なる急降下も充分想定される。今週にでも年安値16520を更新するならば、わずか20数日の間に年高値と年安値を更新することになる。ブロードニング・フォーメーション(拡大波動)の類似形。
理論計算値:二番天井の三倍値
18320(2007/6/20高値)-17850(2007/6/27安値)=470
470×3=1410
17850-1410=16440
つまり16440円が目先メド理論計算値となる。
また、的中率の高いS構成点を近日中に作りやすい形状となっている。
一方、戻り高値の週足隔擬の可能性が浮上してきた。
◎2006/4/7(高値17580)~2006/6/16(安値14020)→11週
◎2007/7/6(高値18320)~
上記の二つの下落波動が隔擬である可能性が増してきたと思われる。この時期は週足基準線と転換線のDCと一致もしている。
そうすると、先週が5週目にあたり、2007/9/10-の週まであと6週間下落相場が継続し、理論計算値の下値メドは14760円となる。直近週足は出来高を伴っての急落であることが重要。これは明らかにベアリッシュ(bearish:弱気の)シグナルである。出来高は価格に先行すると言われるゆえんである。
例年今週あたりから外国人投資家は夏季休暇に入る時期であり出来高減少、薄商いとなる傾向にある。逆にこの時期出来高が増加するようだと、株価が上伸する可能性もある。週足累積過去データからは今週と来週の数値は良い(今年は捨象)。但し翌9月の月足過去データは、年間での月次収益率が一番悪化する月(12ヶ月で唯一マイナス)であることに要注意。
マーケットの名言
高等動物では、地位は注意と関連する。
エイモス・ラポポート『構築環境の意味を読む』彰国社p196
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