堪能
マーケットの名言
西洋の意識によるインドの発見と解釈の物語ほど面白いものはない。とりわけインドの言語、神話、および哲学に関する新たな事実が次々と明らかとなることによって鼓舞された様々な文化的冒険のすべてを指しているのである。西洋の想像力がほとんど枯渇してしまう日までインドの発見は完結されないであろう。
『エリアーデ著作集・第9巻』せりか書房p7
(解説)研究が苦行ではなく、傍から見ていても、この人はさぞ研究を心から楽しんだのだろうなと思える学者と言えば、例えばアインシュタインやダーウィンが挙げられる。ミルチャ・エリアーデもそんな稀有な学者の一人。一流人は、楽しみ味わい堪能する極意を知っている。人間の能力は、心から楽しんでいるときに、最大限発揮される。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
https://dai25.jp/tb.php/400-28b5650d