exceptionally successful traders
継続
体系
階層性
⬇︎
主軸をはっきりとさせる
世界を背後から支えている地味な知性
この世の柱が知性だが
家の柱と同様に隠れて見えない
とても地味なので 気づく人は少ない
いちばん役に立つこと
コドモの頃から
本を読むのが好きであった
本を集めるのも好きであった
そんなにたくさん本を買って読み切れるのか?
と友達はいったが
オトナになっても この習慣は続いている
コドモの頃
いちばん尊敬したのは 哲学者であった
そのシャープな思考術に魅了された
賢明な哲学者によって思索の方法を学んだ
そして 気づいてみれば
ふりかえってみれば
いちばん役に立ったのが
この地味な読書の習慣であった
思うに 本ほど
根源的なパワーを生み出すツールはありない
人類の最高の思想が
もっとも効率的に集約されているからだ
一見 すぐには役に立たないようであるが
実は底部で 最強のパワーを有するのが
読書によって養われた知の力である
これは とてつもないパワーを有する
賢明な投資家
優秀なトレーダーは
読書家が多いのも道理である
マーケットの名言
直観とは
経験を通じて身につけてゆくものであり
これによってテクニカルアナリストは
ある反転パターンの可能性を
それが完成するずっと前に見分けることができる
これは特殊な才能ではないが
緻密な研究と長い経験がなければ
習得できない才能である
technical analysis of stock trends
ロバートDエドワーズ
マーケットのテクニカル百科 パンローリングp232-3
(解説)
1610年に Galileo Galilei
ガリレオ・ガリレイが木星の衛星を発見した
日々の観察思考プロセスは 彼の手記が残っているので読むことができる
Galileo Galilei ガリレオ・ガリレイ 星界の報告 他一編 岩波文庫
真理に一歩行きつ戻りつ そろりそろりとまた一歩近づいてゆく
その足取りは
現在から見ればじれったいくらいにゆっくりであるが
しかし 着実に探求してゆくその姿勢には 驚嘆の念が呼び起こされる
真理に近づいてゆくとは こういうことかと 実感できる
黎明期のマーケットについて
そんな思いに駆られるテクニカル分析の端緒となっている一冊がこれ
1840年のチャートまで遡っている
こんなことまで分かる人間の知性とは なんと素晴らしいかと
マーケット・テクニカルの知的階層の厚みを感じられる
現在でも絶賛の声が聞こえるくらい何という賢明な言かと思う
このような言葉は実体験の切実な裏打ちがなければ発することはできまい
あまり上手く行かないトレーダーが居たとして
上記の本を知らないとしたらほとんど何も知らずに
トレーディングに参加しているようなもの
至宝の塊のような本である
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