情熱
パソコン草創期の著作を耽読している。名著である『コンピュータには何ができないか』『思想としてのパソコン』『エージェントアプローチ人工知能』『心の社会』など。パソコンのことを語るときには、興奮のあまり常軌を逸してしまう人間たちの集まりに感極まる。熱狂である。真に健全な知性の想像力と最高度の技術力が高められて誕生したのがパソコンである。パソコンとは単なる一技術などではなく、実に最高度の人類知性と精神の淵源からの贈り物である。後世の歴史家は、人類史をプレデジタル時代(アナログ時代)と、デジタル時代に二分するであろう。それほど巨大な変革である。今までの人類史には狩猟漁労から農耕社会、産業革命など大きな変曲点があり得た。しかしデジタルのそれは、これらすべてを凌駕してあまりある。マクルーハンの言う新しいメディアであり、文明全体の思考パターン、思考方法自体を変革し決定づけるのである。
ドラッカーは言う「情報は経済の支点となるべく運命づけられている」。
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