NY再び急落 -348
(大引け)
始値:11250 高値:11350 安値:10950 終値:10960
出来高増上影陰線・年安更新10950は、テクニカル分析の予測計算通り。
(ザラバ)
このような局面においては、リズム感が特に重要だと思う。今、大勢は何をしようとしているのか。乗ると引くときの感覚。波乗り感覚のリズム。引きっぱなしの波はない。津波が来る時は、一旦は大きく引く。それが次の押し寄せる合図となる。未曾有の金融危機で、欧米日の政府金融当局が、事態の鎮静化へ向け躍起になって取り組んでいるが、マーケットを思うようにコントロールできないでいる。それは、マーケットも大自然の一部であるから。経済学よりも、数学と哲学の方が、有効であり実効性がある。これが面白い。
(寄り付き前)
NYDOW -348.22(-3.22%)の10482.85、Nasdaq -92.68(-4.48%) の1976.72は 9/29安値1983を下回り年安更新。予測計算通りの急落。
米上院で金融安定化法案が可決されたにも関わらずである。実体経済の悪い数字がスパイラル状に噴出しているのに加え、マーケットが法案の有効性に疑問を感じているため。現代資本主義経済の根幹である「信用」が揺らいでいる。マネーの流動性は、信用性という脊柱が根幹になっている。それが揺らいでいるのだ。
マーケットは、甘くはない。
日経先物も本日は年安を更新するであろう。CMEドル建ては11060、円建ては11005。
HFなどが、換金売りを加速させれば、一気に10540までの急落も想定される。PBR(株価純資産倍率)が低水準ではあるが、買いが流入するか、できるか。
昨日は銀座のH&Mの前まで行ったが、店に入るための客待ちが40~50分には驚いた。特定のイベントの行列ではなく、店に入るだけで、それだけ待たなければならない。長い行列を整備する方が4、5人も出ていた。平日の昼間である。結局、店の中には入れなかった。客が居るところには居るものである。
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