灰頭土面
日経225先物テクニカル分析
(大引け)始値:14500 高値:14570 安値:14380 終値:14540
連日の年安更新14380は、出来高微増下影コマ陽線。ノーマル・ストキャスティクスはコンバージェンスの一回目。前回2007/12/13からの三回のコンバージェンスは底を更新しつづけた。レジスタンスラインは効くが、サポートラインが効かない直近チャートは、どこかで見た光景。騰落レシオは79.1、5日線と10日線のDC。NYDOWも1/7をもって第三サポートラインを割れた。わずかであるので、トラップの可能性もあるが、割れたのは事実。
(寄り付き前)NYDOWは直近8日で-830の急落後、昨夜は+27とやはり戻りが弱く、12827とは13000のレジスタンスラインがきっちり効いている証拠。本日からの日経先物も、新年大発会1/4の「空けましておめでとう」の340円の窓を埋めることへの挑戦であるが、そのエネルギーがあるかどうか。スロー・ストキャスティクスが5%なので、下落波動であっても、一旦は、空売りの買い戻し(利益確定)により上昇する「下げ三法」のタイミングだが。このような局面でも上昇できなければ、株式市場からの資金逃避が想定されるだろう。
マーケットの名言
ひとりの僧が師匠にたずねた、「悟りを体験する以前の人はどんな人間でしょうか」。「わしらと同じ、普通の人間だ」。「では、悟りの後はどうでしょうか」。「頭は灰だらけ、顔は泥まみれ(灰頭土面)」。僧はさらに問うた、「それで結局はどういうことですか」。「ただそれだけだ。たいしたことはない」。これが答であった。
鈴木大拙『禅』筑摩書房p16
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私はそういう発想はしませんが。
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駄目でした